So-net無料ブログ作成
検索選択

愛知県日進市の男性殺害事件 わが子を加害者にも被害者にもしないために 

愛知・日進の65歳男性殺害事件、容疑者は17歳高校生

愛知県日進市で65歳の男性が、自宅近くの路上で殺害された事件が急展開をみせました。
逮捕された容疑者は、市内に住む17歳の男子高校生。なぜ、このような事件になってしまったのか。

スポンサーリンク





亡くなった男性は、奥さんと2人暮らし。母親の実家に引っ越してきて、最近では地域の自治会長を勤めていたといいます。事件があったのも自治会の会合を終えて、コンビニエンスストア買い物をして帰宅する途中。コンビニ防犯カメラに、男性が買い物をする姿が映っていたといいます。

そのため、男性が襲われたのは、買い物の直後とみられていました。

2人の間に接点なし

はたして、男性と高校生の間にどのような接点があったのか。
二人は見ず知らずの間柄だったようです。警察には「ストレスがたまっていた」などと説明しているようですが、その供述にはあいまいなところ、矛盾点も多いようです。

警察の調べに対し、容疑者である高校生は殺害は認めているそう。
その後、高校生の供述どおりに被害男性の現金が入ったショルダーバッグが見つかったものの、強盗目的を否定しているといいます。なぜこのような凶行に走ったのか…。

繰り返される少年犯罪

同じ愛知県の名古屋市では、19歳の女子大学生が、自宅に訪れた女性を殺害するという事件があったばかり。この事件では、加害者である女子大生が、殺人願望があったことをほのめかしたり、中学高校時代の同級生に劇物を投与していたり、などの特異な面が次々と浮かび上がりました。

加害者が未成年である場合、少年法によって加害者の身元が特定されないよう、報道も配慮が求められています。一方で、加害者の実名や顔写真の公開に踏み切った週刊誌も。加害者の将来と更生に配慮した規定なのですが、匿名にすることによってかえって興味をかきたてられるという側面もあるのかもしれません。

また、「少年犯罪」としてくくられるこれらの事件も、人の命を奪ったという結果からみれば、「成年犯罪」と同じ。
19歳と11ヶ月の加害者は少年法によって一定の保護がなされるのに、20歳になったとたんに加害者は実名扱いとなり、犯罪によっては厳罰が下されることもあるでしょう。

世の中には「取り返しのつかないこと」があると教えることが大切

このような少年犯罪が起こるたび「命を大切にする教育」の重要性が語られてきました。
はたして問題はどのようなところにあるのでしょうか。

大切なのは、人の命を奪うという行為は「取り返しのつかないこと」であること。
たとえば万引きのような軽犯罪なら、被害者への弁済や謝罪によって罪を償うことも、被害を元通りにすることもできます。このような場合、将来を考えて、加害少年を保護する意味もあると思えます。

一方で、人の命を奪うことは取り返しがつきません。
親としてはわが子に、取り返しのつくこと、つかないことの区別をしっかり教えることが大切なのではないでしょうか。

そして、もしも子供が犯罪者となってしまったら、我が家にどのような事態が起こるか。
マスコミが押し寄せ、その町にもいられなくなってしまうでしょう。
きれいごとではなく、すべての人を不幸にしてしまいます。
そうした想像力をはぐくむことも必要なのではないでしょうか。

スポンサーリンク




新幹線火災はなぜ「未必の故意」「被疑者死亡のまま書類送検」なのか 

東海道新幹線「のぞみ」でおきた放火事件。事件の容疑者は東京都杉並区の71歳の職業不詳男性であることが明らかになりました。公共交通機関でほかの乗客を巻き添えにするという許されない犯行。本人が存命でないため、真相は分からなくなってしまいました。

「未必の故意」



今回の事件では、放火容疑だけでなく、殺人容疑でも捜査されることになりました。殺人容疑適用の焦点となったのは「未必の故意」というあまり聴きなれない言葉でした。

スポンサーリンク





さて、「未必の故意」とはどのような概念なのでしょうか。

未必の故意とは「行為者が、罪となる事実の発生を積極的に意図したり希望したりしたわけではないまま、その行為からその事実が起こるかも知れないと思いながら、そうなっても仕方がないと、あえてその危険をおかして行為する心理状態」をさします。

もう少しかみ砕いてみます。

走る新幹線

つまり容疑者は殺人を初めから意図したわけでない、ということをさしています。
しかしながら、殺人という結果にいたっても仕方がないと知りながら犯行に及んだ、と推定されるということです。

なぜこうした概念が必要となってくるのでしょうか。

刑法では、「故意」がなければ殺人罪に問えないためです。
故意ではない、つまり意図せず人を死に至らしめた場合、殺人罪は適用されません。
傷害致死、業務上過失致死などの罪が適用されることとなり、量刑も変わってきます。

容疑者が生存していれば、取調べで故意があったかどうかということは判断できます。
ところが死亡している場合は、推定するしかありません。

この「未必の故意」は韓国・セウォル号沈没事故でも船長を起訴する際にも適用されてました。
この事故では船長が脱出、生存しています。

韓国の検察は、乗客の救助措置を取らなければ多くの犠牲者が出ることを知りながら、乗客を船内にとどめ、自分だけ脱出した、と判断しました。もし「未必の故意」がなければ、殺人罪ではなく業務上過失致死などの罪が適用されることになったのでしょう。

「被疑者死亡のまま書類送検」



さて、ここでもうひとつの疑問。
今回のように容疑者が死亡している場合、裁判は行われるのでしょうか。
答えは「ノー」です。

死者に対して有罪、無罪の判決を下すことはできません。
通常の犯罪と違って容疑者を起訴することもできません。

一方で、容疑者が死亡している場合でも、警察は犯罪を捜査が終わった場合、事件の書類を検察に送らなければなりません。これを「書類送検」といいます。
警察は容疑者が死亡したからといって、捜査を打ちきることはできません。検察側も、警察が適切に捜査をしたのか監督しなければならないのです。

こうしたことから警察は捜査終了後、検察に対して「被疑者死亡のまま書類送検」することになります。

スポンサーリンク





こちらの記事もお読みください。
東海道新幹線火災で気になる手荷物検査と代替交通手段

東海道新幹線火災で気になる手荷物検査と代替交通手段 

東海道新幹線「のぞみ」車内で発生した火災。このような痛ましい事故が繰り返されてはなりません。なぜこうした事件がおきてしまったのか。その背景やチェック体制、賠償問題などをまとめました。

都内男性の身勝手な犯行



容疑者として浮上したのは、東京杉並区に暮らしていた71歳の男性。ポケットの運転免許証から割り出されたそうです。年金額の少なさに不満を持っていたなどと報じられましたが、本人が存命でない以上、真相はやみの中になってしまいました。

事件当日。ポリタンクのような容器に、油のような液体をつめて持ち込み、それをかぶったうえで火を放ったといいます。

現場となった1号車に乗り合わせた女性乗客には事件直前に、「お金を拾ったからあげる」と話しかけたことがわかっています。
女性から断られた直後、液体をかぶり、火をかけたそうです。

スポンサーリンク






新幹線手荷物検査は可能なのか



これほど大きな容器を新幹線に持ち運むとしたら、いやでも目立ちそうなものです。
海外の高速鉄道では、手荷物検査を実施している例もあるようです。
中国やインドでは金属探知機などでチェックされ、長蛇の列が起こることもあるといいます。過去に大規模な事故、テロが発生しているためです。
また英仏を結ぶユーロスターでも空港並みの検査があるといいます。

日本の新幹線は過密ダイヤです。そうした緻密なダイヤを実現できるのも、日本が世界に誇る鉄道技術のゆえ、といえるでしょう。新幹線は上下二本の線路だけで、あれほどの本数を運行していることに感嘆してしまいます。

一方、日本の大動脈である新幹線で、手荷物検査を実施するのは簡単ではありません。
ダイヤ、利便性を優先するか。チェックを優先するか、頭が痛いところではあります。とくにサミットや東京オリンピックといった国家的行事を控えている昨今では、なおのこと。

新幹線

新幹線では、動物(介助犬、盲導犬など除く)や危険物は持ち込み禁止されていますが、かばんやスーツケースに詰め込んでしまえば素通りできてしまうのです。

賠償額はどれほどになるのか



今回のような火災で新幹線をストップさせた場合、賠償額はどれほどになるのでしょうか。
その額については諸説あります。まず火災で損傷した新幹線の車両台が3億円と見込まれます。
さらに営業補償と振り替え輸送費で10億円はくだらないのでは、といわれています。

ちなみに昨年1月にあった東京有楽町駅高架下の火災では、新幹線上下106本が運休しました。
この場合も賠償額は億単位になる(なった?)のでは、といわれています。

代わりの交通手段



大阪で外せない用事があるのに、新幹線がストップしたら大変です。
このような場合に、どのような代わりの交通手段が考えられるのでしょうか。

まず空路を考えてみました。東京ー大阪間はざっと次のような経路になります。
東京駅→浜松町(東京モノレール乗り換え)→羽田空港(国内線乗り換え)→伊丹空港(大阪モノレール乗り換え)→蛍池(阪急乗り換え)→梅田(大阪)。

乗り換え4回。所要時間2時間49分。交通費は2万6547円と新幹線使用の2倍と割高です。
ちなみに高速バスだと片道5400円と格安ですが、9時間もかかってしまいます。

それではレンタカーはどうでしょうか。
まずレンタカー料金が一日でおよそ1万円。高速料金が1万2000円。それにガソリン代が加わり、飛行機利用とほぼ変わりません。ただ、時間がかかってしまいます。

時間、コストの面でも新幹線がもっともすぐれているといえそうです。

列車火災が起きたら



今回のような車両火災が再び起こりえない、とは言い切れません。
1971年には国鉄北陸本線の北陸トンネル(1万3870メートル)を走行中の急行「きたぐに」食堂車で火災が発生。30人の死者を出す惨事になりました。死因は一酸化炭素中毒だったそうです。

この事故では、旧国鉄が車両火災対策を怠ってきたことが問題となりました。
この教訓をもとに、難燃材の導入、トンネル内で火災が発生した場合は通り抜けるまで走行を続けるというマニュアル作成にもつながっています。

今回の新幹線火災から、どのような対策が講じられるのでしょうか。

スポンサーリンク





こちらの記事もお読みください。
新幹線火災はなぜ「未必の故意」「被疑者死亡のまま書類送検」なのか
登録していただくと更新情報が届きます follow us in feedly

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。