So-net無料ブログ作成
検索選択
又吉芥川賞 ブログトップ

100万部超えの大ヒット!ピース又吉、今後の作家活動どうなる?  

「火花」発行部数100万部。SMAP×SMAPにも登場



芥川賞受賞が決まったお笑い芸人又吉直樹さん。今後の執筆活動を考える2回目。1回目はこちら

スポンサーリンク





芥川賞受賞決定時点で69万部というビッグセールスを記録していた又吉直樹「火花」。
芥川賞受賞の勢いをかって、版元の文藝春秋は同書を増刷。累計部数100万部超えとなりました。



受賞から一夜明け、アマゾンでも注文が相次ぎ、数百部単位で在庫を仕入れていた大型書店でも売り切れとなる事態に。一種の社会現象となっています。
前回の記事でもご紹介したように、19日にはTBSの名物番組「情熱大陸」に登場。
そして20日、フジテレビで放映予定の「SMAP×SMAP」には直木賞作家の西加奈子さん、「告白」などで知られる湊かなえさんとビストロSMAPに来店するということです。

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

サラバ! 上

サラバ! 下


又吉さん、湊さん、西さんの三人は読書をしながら食べられるということから「小説家の好きなカレー」をオーダー。又吉さんと西さんは、又吉さんがお笑い芸人としてブレークする以前からの付き合いだとか。まだ無名だったころの又吉さんに、西さんが作品の帯に文章を依頼したことも。又吉さんと湊さんは初対面だそうです。

こうして「芥川賞作家」としてのテレビ出演も相次ぐことで、今後、「火花の」セールスにさらに拍車がかかることは間違いありません。

a1180_008903.jpg

文学賞を受賞したり、小説がベストセラーになった芸能人は又吉さんが初めてではありません。
水嶋ヒロさんの「Kagerou」は100万部突破。リリー・フランキーさんの「東京タワー」は200万部に達しています。

KAGEROU

東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)


作家又吉直樹の可能性は

今後、火花がどこまで部数を伸ばすのか。
ただ、「Kagerou」や「東京タワー」と又吉さんの「火花」がややテーストを異にしているのは、又吉さんの作品が純文学として評価さてれいること。

「火花」は、売れない若手芸人を登場人物として描いているのですが、これが若者の心をとらえた青春小説として受け入れられています。

一方、水嶋ヒロさんもリリー・フランキーさんも、大ヒットしたデビュー作以降、作家としては鳴りを潜めています。

又吉さんは、芥川賞の選考委員だけでなく、多くの作家からも高い評価を受けています。
同じく、芥川賞作家である中村文則さん、直木賞作家で出身地も同じ大阪の西加奈子さんらも、又吉さんの才能に触れて「小説を書いたらいいのに」と思っていたそう。

又吉さんは中学時代に、太宰治「人間失格」に衝撃を受けて本を読み始めたそう。
読書歴は2000冊を超えているというから、かなりの読書家です。
太宰治は芥川賞がどうしてもほしくて、川端康成に手紙を出したことでも有名。太宰治がとれなかった芥川賞を受賞したという点では、又吉さんは憧れの太宰を超えてしまいました。

「火花」で描かれている若手芸人は、作者である又吉さん自身を投影した人物なのでしょう。
お笑いブームで、若手芸人が読者にとって親しみのもてる存在であるとはいえ、又吉さんもずっと芸人を登場人物とした小説ばかりを書き続けるわけにもいきません。

芥川賞の選考委員も、多くの文学評論家も、又吉さんが次回作でどのような新機軸を打ち出してくるのか、というところに関心を持っているのではないでしょうか。
警察小説、探偵ものといった、ある特定の職業を対象とした小説のジャンルもあるのだから、お笑い小説というジャンルを創造するというのも面白そうですが。

デビュー作がいきなりのベストセラーとなると、次回作以降の展開も、重圧があるのかもしれません。
また一方で、ベストセラー作家となったことが、又吉さんの芸人人生にどのような影響を与えるのか。
はたして一過性で終わるブームで、火花も消えてしまうのか。

そうした関心をもって、又吉さんと「火花」をめぐる社会現象を見るのも面白いかもしれません。

スポンサーリンク





こんな記事も読まれています。
ピース又吉の芥川賞受賞と今後の作家活動は?
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

ピース又吉の芥川賞受賞と芥川賞作家の育て方 

芥川賞作家又吉直樹、情熱大陸に登場

第153回芥川賞の受賞者が決まりました。
お笑いコンビ、ピースの又吉直樹さん「火花」と羽田圭介さんの「スクラップ・アンド・ビルド」。
お笑いにかける若者を描いた火花は、作品が掲載された文芸誌「文学界」が、創刊82年にして初の増刷となるなど社会現象になりました。






発売された火花も7月時点で、すでに60万部を突破。
発行予定部数は累計で100万部を超え、さらには映像化の話もあるとか。

芥川賞は本来、若手作家のプロモーションが目的。その趣旨からすると、「火花」はすでにビッグセールスを記録しているのです。そのため、芥川賞受賞はないのではないか、と予想する評論かもいたようです。

芥川賞は候補にノミネートされた時点で、すでに話題沸騰。

受賞から3日後の19日、TBSの名物番組「情熱大陸」では、芥川賞作家となった又吉さんが取り上げられました。

対象への密着取材が売り物の番組ですから、長時間をかけて又吉さんを取材したのでしょう。
これにたいして、芥川賞が「出来レースでは」といぶかる意見もあるようですが、発表まで結果がわからないのが芥川賞。おそらく又吉さんが受賞を逃していても、番組内容は変わらなかったのではないでしょうか。

a0990_000335.jpg

文学とお笑いの才能を育んだ読書習慣

又吉さんは小説について「文学とお笑いは共通点がある」といったコメントをしています。
たしかに、コントのねたをつくるにも、社会や人間をじっくり観察することが必要です。

また、執筆のスタイルについては「芸人100でやってきて、それ以外の時間で書いてきた」。
当然といえば当然かもしれませんが、今後もメインはお笑い。小説はそれ以外の時間に、ということなのでしょう。

近年で芸能界など異分野から文学賞を受賞した例としては
リリー・フランキー、川上未映子、町田康、水島ヒロ、そして辻仁成の各氏らがあげられます。
このうち川上、町田、辻の各氏は小説を次々と発表。どちらかというと、執筆のほうがメイン、と世間からはみられています。
一方、本業の芸能活動に軸足を置いたままの作家も。
やはり、専業の作家ではなく、芸能人が書いた小説だからこそ関心をもって受け止められるという側面も否めません。

又吉さんが小説家としての才能をはぐくんだのは、中学生時代の読書習慣だったそうです。
当時、人生に悩んでいた?又吉少年は太宰治「人間失格」に出会い、衝撃を受けます。

そこから本を読み込むようになり、これまでに2000冊を読破したそうです。
又吉さんは30代なので、年間100冊ほどを読んできた計算になります。
最近の中高生が読書よりも、スマホやゲームが中心となっていることを考えると読書家の部類に入るでしょう。

読書は身を助ける?親の読書環境づくりが重要

これが、本業の作家なら2000冊の読書暦も珍しくありません。
お笑い稼業のかたわら、本を読み続けてきたことに価値があるのでしょう。

本を読み込んできたことが芸の肥やしになり、話題のねたにもなります。
スマホやゲーム中毒では、それほど感心されないかも?
よく若者の活字離れ、読書離れといわれますが、読書に振り向ける時間がどんどん少なくなっていることは事実。通勤や通学の電車内で読書をしている若者は、もはや希少といえます。

逆に読書人口が減っているからこそ、「読書暦2000冊」が意味を持つといえます。
それが本業にも作家業にも役立っているのですから、一石二鳥にも三鳥にもなります。

一般的に多くの文学賞は、作家にとって受賞して終わりではありません。
そこから、受賞作を超える作品を出せるかどうかが、今後の作家人生を左右します。
芥川賞作家・又吉直樹の真価が問われるのもこれから。

ただ、親としてはわが子に読書をすすめて損はありません。
親が読書をしていれば、子供もどれをまねるようになるし、家に書斎があれば、子供も入ってきて本に親しむようになります。そうした環境づくりが大切なのではないでしょうか。

スポンサーリンク





関連記事ピース又吉の芥川賞受賞と今後の作家活動は?その2
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース
又吉芥川賞 ブログトップ
登録していただくと更新情報が届きます follow us in feedly

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。