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育児と両立!あかつき金星軌道投入に導いたリケジョママ頑張る 

子育てしながら、夫そっちのけで研究に没頭



金星軌道投入に成功した探査機あかつき。5年前には軌道投入に失敗したものの再挑戦で見事に成功しました。育児をしながら、あかつきの軌道投入を成功させたのが、JAXAの広瀬史子主任研究員。どう計算しても、あかつきが金星の軌道から落ちてしまう。そんなピンチに「夫そっちのけ」で研究に没頭。これしかない、というタイミングであかつきの軌道投入に成功しました。そんなリケジョママの奮闘に迫りました。

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あかつきに最適な投入軌道を計算



あかつきは、2010年12月に金星軌道投入に失敗。その後は、太陽のまわりを周回する軌道に入っていました。不幸中の幸いで、メインエンジンは破損しましたが、小型の姿勢制御用エンジンは生きていたのです。

広瀬主任研究員が、再投入に挑戦するプロジェクトチームに加わったのは四年前。もともと宇宙ごみの軌道計算が専門。JAXAに異動してきたのは、あかつきの軌道投入失敗から数か月後のことだったといいます。

広瀬主任研究員の役割は、軌道を計算し、金星の観測に適した周回軌道に投入する、というもの。この仕事に着いてからは、研究に没頭。何通りも計算を繰り返しても、どうしてもあかつきがすぐ金星に落下するという結果に。

また、計算の上では最適の軌道に見えても、日陰になる時間が長くなると、バッテリーが枯渇するという難問も抱えていました。そのほかにも、太陽や金星の重力も、あかつきの軌道に影響するそう。夫そっちのけで、寝ても覚めても軌道計算に没頭したといいます。

プロジェクト進行中に出産と育児経験



あかつきのプロジェクトが進行する間に、出産と育児も経験。産休から職場復帰後、再び軌道計算に没頭する生活に。もちろん育児と軌道計算の両立は簡単なことではありません。広瀬主任研究員も「こんなに大変だとは思わなかった」と振り返っているそう。

あかつき投入の前日には、夫が豆乳鍋を作ってくれたそう。これは、豆乳と投入をかけたもの。2歳になる娘さんも、「あかつき、がんばったね」と祝福。そんな努力と執念が、今回のあかつきの成功に結びついたといえそうです。

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油井亀美也さん、いよいよ宇宙へ 宇宙飛行士に必要な資質、教育とは 

油井亀美也さん、23日にソユーズで宇宙へ

日本人宇宙飛行士・油井亀美也さんが、23日、いよいよソユーズで国際宇宙ステーション(ISS)へ向かいます。45歳の油井さんは、航空自衛隊出身者では初の宇宙飛行士。その資質、教育とは。

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テストパイロット出身という異色の経歴

油井さんは長野県川上村出身。日本人としては10人目の宇宙飛行士となります。
宇宙へ飛び立った日本人は、油井さんを含めると11人になるのですが、そのうち秋山豊寛さんはTBSの社員であるため、宇宙飛行士にはカウントされないようです。

これまでの日本人宇宙飛行士たちと、油井さんの経歴が異色なのは、油井さんが航空自衛隊のテストパイロットであったこと。テストパイロットとは、文字通り戦闘機の性能をテストする役割を担います。

戦闘機の性能を試す、イコール、その戦闘機のもてる力を限界まで引き出すこと。
テストパイロットは過酷といいます。地球上でかかる重力の9倍(9G)が体に加わるそう。
宇宙飛行士としての訓練で体感する重力は8G。一般人には想像できない重力ですが、テストパイロットとしての経験が豊富な油井さんにとって、8Gは軽く感じられたといいます。

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日本人としては初めての自衛隊出身の宇宙飛行士となる油井さん。
しかしながら、世界的には軍人出身の宇宙飛行士は珍しいことではありません。世界で初めて有人宇宙飛行に成功したソ連のガガーリンも、ソ連軍の大佐でした。
宇宙飛行士となるには、高度な科学的知識のほか、語学力、判断力、そして体力も必要。軍務との関連性も高いのでしょう。

油井さんの出身校・防衛大学校とは

自衛官出身の油井さんは防衛大学校の卒業生でもあります。
ご存知のように、防衛大学校は自衛隊の幹部候補生を育てるための学校です。入学も、入学後の教育も、一般の大学と違って気楽なものはないことは想像に難くありません。戦前でいえば、陸軍士官学校や海軍兵学校にあたるのですから。

入試の難易度としては科目によっても違うようですが、旧帝国大、早稲田、慶応といったレベルにあたるそう。学科試験の一次と体力、人物などをみる二次試験からなっています。

ただ一般の大学と違って学費はかかりません。
毎月、学生手当てとして約10万円。年に2回、賞与として30万円あまりが支給されます。半分は公務員扱いです。

その代わりといってはおかしいのですが、外泊制限、雨の日も傘をささない、ベッドでは就寝時間以外横になってはいけないなどと、将来の自衛官として厳しい生活態度が必要とされるようです。

宇宙飛行士の試験とは

さて、本論。
ここからは宇宙飛行士になるために、どのような関門をパスすればいいのか、簡単にご紹介します。JAXA(宇宙航空研究開発機構)では、不定期に宇宙飛行士候補者を募集しています。
試験は書類選考と、書類選考の合格者に対して1次、2次、3次試験と厳しい選考を繰り返します。
油井さんは2009年の選考に合格しました。
書類選考だけで900人を超える応募があり、このうちから選ばれたのは油井さんのほか大西卓哉さん、金井宣茂さんのわずか3人

ちなみに大西さんは元全日空のパイロットで東大卒。来年6月にソユーズで宇宙へ向かう予定。
金井さんも油井さんと同じく自衛官出身ですが、防衛大学校の医学科卒業の医師。

試験では語学力のほか、模様も色もない白一色のパズルを完成させる、仲間との協力でロボットを組み立てる、といった高度な課題もあるとか。3次試験の合格者は、1週間の滞在期間のうち、さまざまな課題をクリアしなければなりません。もちろん語学をはじめとしたコミュニケーション能力も重要な要素です。

日本代表として半年間、宇宙空間へ送り出されるのですから、小手先のマニュアルでは間に合わない総合的な人間力が問われることになります。

暗黒物質観測へ 探究心を育む子育て

油井さんらが向かう国際宇宙ステーションでの任務のひとつが、暗黒物質の観測。
暗黒物質とはなにか。きっと説明しようと思っても、説明し尽くせないような物質なのでしょう。
英語では「ダークマター」といいます。

暗黒物質というだけあって、光を発せず、目に見えることはありません。
この暗黒物質が銀河団を引きとめているといわれています。簡単にいうと、宇宙の成り立ちを考えるうえで、重要な意味をもつ物質。質量を持った相互作用の非常に弱い素粒子(物質、場を構成する最小の単位)によって構成されるとみられています。

と、説明していて頭がこんがらがってきました。
油井さんにいわく、この暗黒物質が観測できれば「ノーベル賞もの」だといいます。

幼いころから、一晩中、夜空を眺めていたこともあるという油井さん。
45歳で宇宙へ飛び立つことで、まさに「中年の星」とも称されるそうですが、宇宙飛行士は並外れた知力、体力を必要とします。

テストパイロットとして過酷な業務に耐えられるだけの心身の強さだけではなく、研究心と探究心が問われてくるといえそうです。

ちなみに先日は、ISSに宇宙ゴミ(スペースデブリ)接近の恐れから、滞在する宇宙飛行士がソユーズに対比することもあったとか。ちなみに宇宙ゴミのことは、先日の投稿で、人工衛星の話題とともに少し触れました。

少し前に、子供から「人工衛星はどうして止まらないのか」と質問されたことがあります。
「慣性の法則」を思い出し、宇宙空間では地球上と違って摩擦がないから、という話をしたのですが、うまく答えることができませんでした。

もしわが子が「宇宙飛行士になりたい」といったら。
油井さんのようにパイロット出身の人もいれば、物理や宇宙工学の研究者から宇宙飛行士の夢をかなえた人もいます。大切なのは学歴だけではないのかもしれません。狭き門ですが、道はひとつだけではなさそうです。

先のような人工衛星の質問に「知らない」と、問いをさえぎるのではなく、子供の興味や関心を上手につなぎとめられる応対が親にも必要なのでしょう。

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